Appleは2025年3月5日、新型のiPad Air(第7世代)と無印iPad(第11世代)を発表しました。これらのモデルは、外観デザインを前モデルから継承しつつ、内部のチップセットを強化しています。また、iPad Air専用にデザインされた新しいMagic Keyboardも同時に発表され、ユーザーエクスペリエンスの向上が図られています。2025年3月12日発売!

iPad Air(第7世代)
iPad Airの比較表



項目 | 新型iPad Air(第7世代) | 前モデルiPad Air(第6世代) |
---|---|---|
ディスプレイサイズ | 11インチ、13インチ | 11インチ |
チップ | M3チップ | M2チップ |
ストレージ容量 | 128GB、256GB、512GB、1TB | 64GB、256GB |
カメラ | 12MP広角(背面)、12MP超広角(前面) | 12MP広角(背面)、12MP超広角(前面) |
Apple Pencil対応 | Apple Pencil Pro、Apple Pencil(USB-C) | Apple Pencil(第2世代) |
USB-Cポート | USB-C(Thunderbolt 4対応) | USB-C(USB 3.1 Gen 2対応) |
価格(日本) | Wi-Fiモデル 11インチ 98,800円(税込)〜 13インチ 128,800円(税込)〜 Wi-Fi + Cellularモデル 11インチ 124,800円(税込)〜 13インチ 154,800円(税込)〜 | Wi-Fiモデル 98,800円(税込)〜 Wi-Fi + Cellularモデル 124,800円(税込)〜 |
M3チップ
Appleの最新のパーソナルコンピュータ向けチップで、4つの高性能コアと4つの高効率コアからなる8コアCPUを搭載しています。M1チップと比較して、CPUパフォーマンスは最大35%向上し、10コアGPUによってグラフィックス性能も大幅に強化されています。これにより、プロ向けアプリの処理能力が高まり、クリエイティブな作業にも適した性能を発揮します。
今回の新型iPadシリーズは、デザイン面での大きな変更はないものの、チップ性能や周辺機器の進化がポイントです。特に、iPad AirのM3チップ搭載は、MacBook Airに迫る性能を持ちながらも、価格を抑えている点が魅力的です。
新しいMagic Keyboardについて

新しいMagic Keyboardは、iPad Air専用にデザインされ、以下の特徴を持っています。
- デザイン: 薄型でポータブルな設計で、持ち運びやすさが向上。
- キーレイアウト: 14のファンクションキーが追加され、画面の明るさや音量調整が容易に。
- トラックパッド: 大型のガラス製トラックパッドを搭載し、ジェスチャー操作が快適に。
- USB-Cポート: パススルー充電に対応し、iPad Airを充電可能。
- 保護機能: 前面と背面をしっかり保護するカバーとしても機能。
このMagic Keyboardは、11インチおよび13インチのiPad Airに対応しています。
iPad(第11世代)
無印iPadの比較表



項目 | 新型無印iPad(第11世代) | 前モデル無印iPad(第10世代) |
---|---|---|
ディスプレイサイズ | 10.9インチ | 10.9インチ |
チップ | A16チップ | A14 Bionicチップ |
ストレージ容量 | 128GB、256GB、512GB | 64GB、256GB |
カメラ | 12MP広角(背面)、12MP超広角(前面) | 12MP広角(背面)、12MP超広角(前面) |
Apple Pencil対応 | Apple Pencil(USB-C) | Apple Pencil(第1世代) |
USB-Cポート | USB-C(USB 3.1 Gen 1対応) | Lightningポート |
価格(日本) | Wi-Fiモデル 128GB 49,800円(税込)〜 Wi-Fi + Cellularモデル 128GB 75,800円(税込)〜 | Wi-Fiモデル 39,800円(税込)〜 Wi-Fi + Cellularモデル 65,800円(税込)〜 |
A16チップ
A16チップは6コアCPUを搭載し、2つの高性能コアと4つの高効率コアで構成されています。ニューラルエンジンの性能が向上しており、AI処理や画像処理が高速化されました。特に、カメラ処理能力が強化され、より高品質な写真・ビデオ撮影が可能になっています。
無印iPadはエントリーモデルながらA16チップを搭載し、長く快適に使えるスペックとなっています。Appleは明確に「iPad Air=パワーユーザー向け」「無印iPad=一般ユーザー向け」と区別をつけている印象があります。
USB-C対応について
新型iPad Airおよび無印iPadは、USB-Cポートを搭載しており、充電やデータ転送が可能です。特に、iPad AirのUSB-CポートはThunderbolt 4に対応しており、高速なデータ転送や外部ディスプレイへの接続が可能です。これにより、MacBookのような使い方ができる場面も増えています。
一方、無印iPadのUSB-CポートはUSB 3.1 Gen 1対応で、データ転送速度は控えめですが、従来のLightningポートよりも利便性が向上しています。
Apple Intelligenceについて
新型iPad Airには、Appleの最新AI技術である**「Apple Intelligence」**が統合されています。これは、デバイス上での処理を通じてユーザーのプライバシーを保護しながら、よりパーソナライズされた体験を提供するものです。例えば、写真のオブジェクト認識や、より高度な音声アシスタント機能などが強化されています。
ただし、Apple Intelligenceのすべての機能がiPad Airで利用可能かどうかは、今後のソフトウェアアップデートで明らかになるでしょう。
公式サイトでの価格情報
新型iPad Airの価格:
Wi-Fiモデル | Wi-Fi + Cellularモデル | |
11インチモデル | 98,800円(税込)〜 | 124,800円(税込)〜 |
13インチモデル | 128,800円(税込)〜 | 154,800円(税込)〜 |
新しいMagic Keyboardの価格:
価格 | |
Wi-Fiモデル | 49,800円(税込) |
Wi-Fi + Cellularモデル | 42,800円(税込) |
無印iPad(第11世代)の価格:
128GBモデル | 256GBモデル | 512GBモデル | |
11インチモデル用 | 36,800円(税込) | 59,800円(税込) | 69,800円(税込) |
13インチモデル用 | 75,800円(税込) | 85,800円(税込) | 95,800円(税込) |

全体的に、iPadの方向性がより明確になったアップデートと言えるでしょう。
2025年3月12日発売です!期待して待ちましょう!
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