最近どんどん新作を発表しているALLDOCUBEが、先日ご紹介したiPlay 50 mini Pro NFEのマイナーアップデートとなるiPlay 50 Mini Pro 2024が2024年1月18日に本国の中国で発売となりました。今回はAndroid13ベースのALLDOCUBE OS2.0が搭載されており、UIも向上しているようなので、まとめていきます。
iPlay 50 Mini Pro 2024
ディスプレイの保護性向上
iPlay 50 Mini Pro 2024の変更点1点目はディスプレイに『ブラックダイヤモンド保護層が追加』されている点です。高度9Hのハードコーティングであるブラックダイヤモンド保護層は、傷や衝撃からディスプレイを保護することができるため、以前よりもディスプレイを保護してくれますので安心して長期間使用することができます。
UIの刷新による改善
そしてiPlay 50 Mini Pro 2024の変更点2点目は今回新たに発表となったALLDOCUBE OS2.0の搭載です。ALLDOCUBE OS2.0はAndroid 13ベースとなっており、これにより、機能性は前作と変わらないものの、子供向け、高齢者向け機能・タッチ操作・ジェスチャー機能、音声コントロールなどが改善されているとのこと。また、中国サイトを見ていると多くの魅力が追加されているそうです。こちらで少し紹介します。
ALLDOCUBE OS2.0
ジェスチャー
1本の指で上にスワイプして画面分割
小さなウィンドウを素早く切り替えます。
2本の指で下にスワイプして効率的な分割画面を開きます。
3本の指で下にスワイプするとスクリーンショットを撮ることができます。
4本指ピンチで小さなウィンドウに切り替え
5本の指でピンチしてデスクトップに戻ります。
また、ダブルクリックして画面をオフにする機能もあるとのこと。電源ボタンを押す必要がなくなり、電力を節約するのにも役立ちそうですね。
その多機能
高齢者向け機能と子供向け機能
今回の発表を見ての私なりの解釈は、ALLDOCUBEは「この端末を離れて暮らす親御さんへのプレゼントや、小さい子供へのプレゼントにも向いているよ」というメッセージを強く出しているように感じます。
ただ、日本向けにこれらの機能がどう活用できるようになるかはまだ不明ですので今後の動きが楽しみですね。
発表が中国語なので解釈が難しいですが、一部機能を紹介してみたいと思います。
離れて暮らす高齢の方に
子供の教育に
やはりこれらは日本向けにどう対応していくかがポイントですね。
スペック表から見ていく
Alldocube iPlay 50 Mini Pro 2024と、Alldocube iPlay 50 Mini Pro NFEと、Alldocube iPlay 50 Mini Proを比較してみました。(商品名が長すぎて書くのが大変です(笑))
Alldocube iPlay 50 Mini Pro 2024 | Alldocube iPlay 50 Mini Pro NFE | Alldocube iPlay 50 Mini Pro | |
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発売日 | 2024年1月 | 2023年12月 | 2023年9月 |
UI | ALLDOCUBE OS2.0 (Android13ベース) | Android 13 | Android 13 |
SoC(プロセッサ) | Helio G99 (ARM•A76x2@2.2GHz+ ARM·A55x6@2.0GHz) | Helio G99 (ARM•A76x2@2.2GHz+ ARM·A55x6@2.0GHz) | Helio G99 (ARM•A76x2@2.2GHz+ ARM·A55x6@2.0GHz) |
RAM | 8GB(仮想メモリ追加8GBで合計16GBが可能) | 8GB(仮想メモリ追加8GBで合計16GBが可能) | 8GB(仮想メモリ追加8GBで合計16GBが可能) |
ストレージ | 128GB (256GB UFS2.2はまだ不明) | 128GB/256GB UFS2.2 | 256GB UFS2.2 |
外部メモリー | microSDXCカード(512GB) | microSDXCカード(512GB) | microSDXCカード(512GB) |
モニター | 8.4インチ、フルHD+/ WUXGA(1920x1200ドット)、比率16:10、270ppi ブラックダイヤモンド保護層が追加 | 8.4インチ、フルHD+/ WUXGA(1920x1200ドット)、比率16:10、270ppi | 8.4インチ、フルHD+/ WUXGA(1920x1200ドット)、比率16:10、270ppi |
Widewine L1 | 不明 | 対応 (Netflixにも対応) | - |
カメラ | 背面/アウトカメラ:1300万画素、正面/インカメラ500万画素、動画機能:MP4 | 背面/アウトカメラ:1300万画素、正面/インカメラ500万画素、動画機能:MP4 | 背面/アウトカメラ:1300万画素、正面/インカメラ500万画素、動画機能:MP4 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.2 | 5.2 | 5.2 |
コネクタ | USB Type-C (OTG) | USB Type-C (OTG) | USB Type-C (OTG) |
サイズ | 幅:126mm、高さ:202.7mm、奥行き/厚み:7.5mm、質葺/重さ:306g | 幅:126mm、高さ:202.7mm、奥行き/厚み:7.5mm、質葺/重さ:306g | 幅:126mm、高さ:202.7mm、奥行き/厚み:7.5mm、質葺/重さ:306g |
まとめ
上記表を見ると、ディスプレイにブラックダイヤモンドが配置されて、新OSになっただけじゃないかと思ってしまいますが、UIの刷新により大きく操作面でも向上したのではないかと予想しています。まもなくの日本登場が楽しみですね。