ようやく旧正月も落ち着いて、待ちに待った「ALLDOCUBE iPlay 60 」が手元に届きました。
さっそくレビューしていきたいと思います。
ALLDOCUBEのiPlay60は11 インチ FHD ディスプレイ、Netflixなども高画質で視聴できるWidevine L1搭載。AIトリプルリアカメラ。4096段階の筆圧感知レベルのスタイラスペンにも対応。という魅力いっぱいのタブレットです。
iPlay 60 という名前になっていますが、実際はNetflix高画質再生対応なので「NFE」が付いて「ALLDOCUBE iPlay 60 NFE」になります。
開封の儀
UNBOXING
届いたケースは、iPlay 50 Mini Pro NFE と同じ白いALLDOCUBEらしい箱でした(笑)
iPlay 50 Mini Pro NFE との比較
ALLDOCUBE iPlay 50 Mini Pro NFE と比較すると画面サイズの違いがよく分かります。
こうやって比べてみると今回のiPlay 60には「NFE」のシールが貼られていないですね・・・
同梱物
同梱物は下記の通り。
iPlay 50 Mini Pro NFE の時もそうでしたが、他のアダプタやケーブルも使えるので、純正のACアダプタとUSBケーブルは使うことはなさそうです。
外観
解像度1200×2000の11インチIPSインセルディスプレイ搭載で画面がとにかく綺麗。Widevine L1対応で高解像度の映像が楽しめるという点もかなりおススメポイントです。
厚さは 7.95 mm で重量が 520g と持ちやすく、前作が 8.2mm だっただけにかなり薄く感じます。また、表面は金属製になっており、持った時の質感も良い感じ。
iPlay 50 Mini Pro NFE のシングルスピーカーを経験しているだけにクアッドスピーカーは感動ですね。
前作のiPlay 50 はステレオスピーカーでしたが、今回のiPlay 60 からクアッドスピーカーが採用されており、映画やゲームなどを臨場感のあるサウンドで楽しむことができます。
カメラ
前作のiPlay 50 のカメラが残念だっただけに今回の iPlay 60 のカメラは大きく進化しました。
1600万画素(16MP)のリアメインレンズ搭載カメラで鮮明な映像を撮ることができます。
フロントカメラは500万画素(5MP)とビデオ会議や映像によるコミュニケーションを高画質で実現できます。
リアカメラはトリプルカメラとなっており、1600万画素 + 200万画素(広角レンズ)+ 200万画素(マクロレンズ)が搭載されています。昨今のスマートフォンのカメラは本当に進化しているので、それらと比べてはいけませんが、このクラスのタブレットとしてはカメラ性能は高いです。
おまけ
技適マークも付いていますね。
セットアップ
セットアップはとてもスムーズでした。日本語にも対応しており、特に困ることなくセットアップ完了します。セットアップ中に何度かタップ音が鳴るのですが、それもとても心地いい音で良い感じです。
初期設定が完了すると見覚えのあるHOME画面が出てきます。
おススメ設定
ここで是非おススメしたい設定があります。
YouTubeアプリを開くと分かるのですが、このデバイスでYouTubeを開くとタイムライン表示が縦持ちでしか使えず、いわゆるモバイル表示になっています。こちらは 「設定」 ⇒ 「ディスプレイ」 ⇒ 「表示サイズとテキスト」で、『フォントサイズ』と『表示サイズ』を小さくするか、「開発向けオプション」の「最小幅」設定を変更するなどすることで、YouTubeの画面がとても見やすくなります。
フォントサイズや表示サイズの変更については下記記事でまとめていますので是非ご覧ください。
ベンチマークテスト
AnTuTuベンチマークV10で測ってみると、261,641でした。
3Dゲームなどには不向きですが、軽いゲームでは問題なさそうです。
詳細スペック
UNISOC T606
UNISOC T606 8コア 1.6GHz を搭載。メモリは12GB(4GB + 仮想8GB)、ストレージは128GBとエントリーモデルの中でも高いスペックを持っています。OSはAndroid13、直感的な操作が出来る、とても使いやすいタブレットです。
ALLDOCUBE iPlay60 (4G NFE) | |
ディスプレイ | 10.95インチ 2000×1200 IPS |
CPU | UNISOC T606 8コア 1.6 GHz |
メモリ | 物理RAM 4GB 仮想RAM +8GB : 最大12GB |
ストレージ容量 | 128GB |
OS | Android 13 |
カメラ | フロント: 5MP バック : 16MP+2MP(広角)+2MP(マクロ) |
ネットワーク | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth V5.02G GSM:B2/3/5/8 3G WCDMA:B1/2/4/5/8 4G FDD:B1/2/3/5/7/8/20/28AB TDD: B38/39/40/41 |
インターフェース | USB Type-C microSD(最大1TB) nano SIMx2 |
バッテリー/急速充電 | 7000mAh / 18W |
重量 | 520g |
サイズ | 163.7 x 259.1 x 7.95 mm |
その他 | スタイラスペン対応 : 4096段階レベル GPS/Beidou/Galileo/Glonass Widevine L1対応 :Netflix/Disney+/AmazonPrime/hulu |
まとめ
価格的にはエントリーモデルですが、ディスプレイの良さやカメラの良さを見ていると、「お値段以上」の印象です。普段使いとしては映像も綺麗ですし、簡単なゲームであれば問題なく出来ます。
今回はスタイラスペンの紹介が出来ませんでしたが、この「 iPlay 60 」は4096 レベルの筆圧感知も見どころです。非常に応答性が高く正確な書き込みが保証されており、メモ取りやクリエイティブな作業を簡単にするので、この部分も見逃せませんね。