タブレットといえば10インチ前後が主流だけど、「もうちょい小さくて手軽なやつが欲しい…」って人も多いはず。そこで登場したのが 『N-one NPad Mini』。中華タブメーカー「N-one」の新作で、実勢価格は10.000円前後~14,000円前後(セール次第)。


「安いけどスペックは大丈夫なの?」ってことで、ガチで深掘りしてみる!
スペック詳細
項目 | スペック |
---|---|
ディスプレイ | 8インチ IPS、解像度1280×800 |
CPU | Allwinner A523 オクタコア(Cortex-A55×8、最大2.0GHz) |
GPU | ARM Mali-G57 |
RAM | 4GB LPDDR4X(+8GBの仮想RAM) |
ストレージ | 64GB(最大1TBのmicroSDカード対応) |
OS | Android 14 |
カメラ | フロント:500万画素、リア:1,300万画素 |
バッテリー | 5000mAh |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 |
Bluetooth | 5.0 |
ポート | USB Type-C、3.5mmイヤホンジャック、microSDカードスロット |
サイズ | 210×121×9.3mm |
重量 | 約363g |

N-one NPad Mini
■ ディスプレイ:8インチのコンパクトサイズ
8インチのIPSディスプレイは、解像度1280×800とエントリークラスとしては標準的。発色や視野角も良好で、動画視聴や電子書籍の閲覧には十分なクオリティです。

■ CPU&パフォーマンス:Allwinner A523の実力
Allwinner A523は、8つのCortex-A55コアを持つオクタコアプロセッサで、最大クロックは2.0GHz。エントリーレベルのタスク、例えばウェブブラウジング、SNSの利用、動画再生などではスムーズに動作します。ただし、重い3Dゲームや高負荷のアプリケーションでは性能が限られる可能性があります。

■ メモリ&ストレージ:必要十分な容量
4GBのRAMに加え、8GBの仮想RAMをサポートしており、合計12GBとして動作。これにより、複数のアプリを同時に使用する際のパフォーマンスが向上します。ストレージは64GBで、microSDカードで最大1TBまで拡張可能。写真や動画、アプリの保存にも十分対応できます。

■ バッテリー:日常使用に十分な容量
5000mAhのバッテリーは、通常の使用で約6~8時間の駆動が可能。動画視聴やウェブブラウジングなど、日常的な用途であれば1日中使用できるでしょう。
■ 接続性:最新のWi-Fi 6とBluetooth 5.0に対応
Wi-Fi 6に対応しており、高速で安定した無線接続が可能です。また、Bluetooth 5.0もサポートしており、ワイヤレスイヤホンやスピーカーとの接続もスムーズです。
■ Widevine L1対応:DRMコンテンツの再生
Widevine L1に対応しているため、NetflixやAmazon Prime Videoなどの高画質ストリーミングサービスを楽しむことができます。しかしどうしてもディスプレイ自体が標準的な解像度1280×800ですので「超高画質」をこだわる方には不向きかもしれません。
良い所と微妙な所
ココが良い!
- Android 14搭載
比較的新しいOSでセキュリティや機能性が向上。 - コンパクトで持ち運びやすい
8インチサイズと軽量ボディで、外出先でも手軽に使用可能。 - 拡張性の高いストレージ
microSDカードで最大1TBまで拡張でき、大容量のデータも安心。 - 高解像度のリアカメラ
1300万画素のカメラで、日常の撮影ニーズに対応。 - Widevine L1対応
高画質のストリーミングコンテンツを楽しめる。
ココが微妙…
- 高負荷のアプリやゲームには不向き
Allwinner A523はエントリー向けのチップセットなので、3Dゲームや重めのアプリを快適に動かすのは厳しそう。動画視聴やSNS用途がメインになるでしょう。 - ディスプレイ解像度はHDクラス
1280×800の解像度は、最近のタブレットとしてはやや物足りない印象。フルHD以上の解像度に慣れている人には、少し粗く感じるかも。 - Widevine L1の実用性は微妙
対応しているのは嬉しいけど、HD以上のストリーミング画質を楽しむには、もう少し高解像度のディスプレイが欲しかったところ。とはいえ、NetflixやAmazon Prime Videoを標準画質以上で視聴できるのはメリット。
まとめ
N-one NPad Miniは、8インチのコンパクトサイズとAndroid 14、そして1万円台という低価格を武器にしたエントリータブレット。動画視聴や電子書籍、SNS、ちょっとした作業用には十分な性能を備えており、軽くて持ち運びしやすい点も魅力。ただし、高負荷のゲームや高解像度ディスプレイを求めるユーザーには向かないので、用途を割り切って使うのがポイント。
「とにかく安く、コンパクトなAndroidタブレットが欲しい!」という人には、選択肢としてアリな一台かも!?
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