キャンプの寝床、どうしていますか? 寝袋を直接地面に敷いて、「なんだかゴツゴツする…」と寝心地の悪さを感じたり、雨の日に「浸水してきた…」と困った経験はありませんか?そんな悩みを解決してくれるのが テントコット です。 テントとコット(簡易ベッド)が一体化したアイテムで、まるで空中に浮かぶような快適な寝床を作ることができます。

テントコットのメリット

地面の影響を受けない
- 凹凸のある地面でもフラットな寝心地
- 雨の日も地面からの浸水を防げる
- 冬の冷気や夏の地熱の影響を軽減

設営が簡単
- 一体型なのでテントとコットを別々に準備する必要なし
- 組み立ても簡単で、1人でも素早く設営可能
虫や小動物をシャットアウト
- 高さがあるのでアリやムカデ、湿った地面の虫から身を守れる
- メッシュ仕様のものなら通気性を確保しつつ虫の侵入を防げる

テントコットを選ぶポイント
1. 高さ(地面からの距離)
- 30cm以下の低めのモデル → 安定感があり、転倒のリスクが少ない
- 30cm以上のモデル → 地面の影響をより受けにくく、寒い時期や雨の日におすすめ
2. サイズ(寝心地)
- ソロ向け(長さ約190cm、幅70cm前後) → コンパクトで持ち運びやすい
- ゆったりサイズ(長さ200cm以上、幅90cm以上) → 体格が大きい方や快適性重視の方におすすめ
3. 防水性(雨の日の安心機能)
- 耐水圧の高いフライシート付き → 雨の日でもしっかり防げる
- 縫い目がシーム処理されたモデル → 水の侵入を防ぐ工夫がされている
- 耐久性の高いポール&生地 → 強風にも耐えられる設計
用途別おすすめテントコット
1. 収納サイズが小さく、持ち運びやすいモデル
💡 Helinox Tactical Cot Tent
- コンパクトに折りたためる(収納サイズ:57×20cm)
- 軽量アルミフレームで持ち運びラクラク
- メッシュ窓付きで通気性も確保
こんな人におすすめ! 👉 バイクツーリングや登山キャンプで荷物を抑えたい人 👉 軽さ重視で移動が多い人
Helinox Tactical Cot Tent

Helinox Tac タクティカルコットテントは、ヘリノックスのタクティカルコットやコットワンに装着できるソロ用インナーテントです。フルメッシュ構造で通気性が高く、虫の侵入を防ぎながら快適な睡眠環境を提供します。別売りの専用フライシートを組み合わせれば、悪天候にも対応可能。軽量でコンパクトに収納でき、持ち運びも簡単です。キャンプやツーリング、非常時の備えとしても活躍する、高品質なコットテントです。



タクティカルコット、コットワンに取り付け可能な1人用のコットメッシュインナーテントです。 フライは別売りです。コット無しの状態でも使用可能です。※商品はテント部分のみとなり、コットは付属していません。
人気の商品で在庫を見つけるのが難しいですが、量販店も含めて探してみましょう。
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2. コスパが高く、手頃な価格で快適なモデル
💡 Kamp-Rite Original Tent Cot
- シンプルな設計で設営が簡単
- 高さ約30cmで地面からの影響を軽減
- 耐荷重136kgで安心して使える
こんな人におすすめ! 👉 初めてテントコットを試したい人 👉 できるだけ安く手に入れたい人
Kamp-Rite Original Tent Cot

Kamp-Rite オリジナル テントコットは、ベッド一体型の設計で、地面の凹凸や湿気を気にせず快適に眠れる1人用モデルです。ワンタッチで展開でき、設営・撤収が簡単。耐久性のあるフレームと防水仕様のフライシートで、悪天候にも対応します。四面メッシュウィンドウで通気性抜群。収納時はコンパクトになり、持ち運びも便利です。アウトドアはもちろん、災害時の簡易ベッドとしても活躍します。



折りたたみ可能なキャンプテントと一体型コット。キャンプ場に素早く簡単なシェルターを提供します。多機能ヒンジデザインの簡易ベッド、テントコット、ラウンジチェアとして使用できます。
収納サイズが79cm(L)×89cm(W)×15cm(H)とちょっと大きめなので事前に確認が必要です。
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3. 快適性と広さを重視したモデル
💡 TETON Sports Outfitter XXL Tent Cot
- 幅90cm以上でゆったり寝られる
- 丈夫なスチールフレームで安定感抜群
- 収納サイズは大きめだが、設営後の快適さは最高
こんな人におすすめ! 👉 体格が大きい人や寝返りを打ちたい人 👉 長期間のキャンプでも快適に過ごしたい人
TETON Sports Outfitter XXL Tent Cot


ピボットアームはレバーが内蔵されており、最後のエンドバーをすばやく簡単に所定の位置に固定できます。もう4番目のコーナーでレスリングする必要はありません。強くて丈夫:補強されたスチール製のS脚アセンブリがコットを強化し、安定性を提供します。ポータブル折りたたみ式コットでキャンプのセットアップが手間がかかりません。



ツインベッドよりも大きく、最大600ポンド(272kg)まで簡単に支えられます。折りたたみ可能なので持ち運びが簡単です。パック重量は26ポンド(11.8kg)。
テントは別売りです
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テントコットに必須のオプション
1. マット(寝心地アップ)
テントコットは布の上に寝るため、クッション性がやや低めです。より快適に寝るためにはマットを敷くのがおすすめです。
💡 Therm-a-Rest Z Lite Sol
- 軽量で折りたたみ式
- 地面からの冷気をブロック
- 耐久性が高く長持ち
Helinox Tactical Cot Tent




テントコットにはマットは必須アイテムです。購入されるテントサイズに合ったものを選ぶようにしましょう。また、硬さの好みや、エアー具合、収納サイズなど選ぶポイントが多いのでAmazonなどでも人気の商品をチェックしたり、アウトドアショップを直接チェックするのがおススメです。
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2. レインカバー(雨の日対策)
雨天時のキャンプにはフライシートやレインカバーが必須です。
💡 Kamp-Rite Rainfly
- テントコット専用のレインカバー
- 防水性が高く、しっかりと雨を防ぐ
- 風の影響を受けにくいデザイン

3. 冬キャンプ用の防寒シート
冬キャンプでは地面からの冷気が気になることも。防寒シートを敷くと快適に眠れます。
💡 SOL Escape Bivvy
- 断熱素材で体温を保持
- 軽量&コンパクトで持ち運びやすい
- 通気性があるので蒸れにくい

まとめ
テントコットは「設営の手軽さ」「地面の影響を受けにくい」「虫を防げる」など、多くのメリットがあります。 また、用途に合わせて選べば、さらに快適なキャンプが楽しめます。
さらに、マットやレインカバーなどのオプションを活用すれば、どんな天候でも快適に過ごせます。
次のキャンプはテントコットで、地面とおさらばしてみませんか?
独り言
個人的にはNaturehikeのcanyonというテントコットが一番のお気に入りだったのですが、現在廃版となってしまい手に入らなくなってしまいました。canyonはワンタッチで傘のように広げられるテントコットで僅か20秒で設営できると話題になりました。再販してくれることを祈ります・・・