毎日『財布』『個人スマホ』『仕事用スマホ』『AirPods』等を持って通勤しているとポケットがパンパンになります。少しでもこのストレスを解消できないかと考えて、1か月間、毎日ポケットに入れていた財布を持たず生活してみました。
定期券機能が入ったクレジットカード
AirPodsはカバンに吊り下げられるのですぐに解消できましたが、問題は財布です。「財布はカバンに入れたら?」という意見もあるかと思いますが、定期券なども入れているため、毎回カバンから出すのが面倒。だから財布の中身で特に必要な定期券+クレジットカードをスマホに一体化出来たら願いは叶うわけです。
財布を持たずに生活するには、そう。スマートフォンで全て決済する必要があるため「PAY環境」を整える必要がありました。今回メインに選んだのは「楽天PAY」です。もちろん「PAYPAY」や「Vポイント」「dポイント」も併用になります。
また、通勤用に定期を持っているので「定期機能付きクレジットカード」を作って、カードは1枚で済むようにしました。
このカードをスマホケースに収納し、スマホ一台で「スマホ+財布」の機能を持たせます。
MOFTスマホスタンド
カードが収納出来て、かつ単体でもスマホスタンドにもなる大人気の「MOFT スマホスタンド」を購入。MagSafeでスマホに強力に引っ付き紛失の心配もありません。
MagSafe対応スマホケース
しかし、これにも問題がありました。今、個人スマホとして使っているのがiPhone12Proで、使っていたケースがMagSafe対応ケースでは無かったので「MOFTスマホスタンド」がうまく付いてくれない。MagSafe対応ケースでiPhone12Proに対応しているケースは、かなり古い端末だけに中々見つからないもので・・・「MOFT」の公式でもiPhone12は未対応だったんですよね。
そもそも「iPhone12Proを買い替えろ」というツッコミが聞こえる気がしますが・・・
しかし探し回った結果、ピッタリのケースを見つけて購入。まもなくiPhone12Pro用ケースは世の中から消えていくんでしょうね・・・
MOFTスマホスタンド装着
無事MOFTスマホスタンド装着が完了。
モバイル定期券が使える区間
「そもそも定期券付きクレジットカードにしなくてもスマホに定期機能入れて改札機通れるのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、現在ではJRが展開している「モバイルSUICA」や「モバイルICOCA」であれば、そういった機能を確かに持っています。しかし、これは「これらに対応している路線」に絡まない駅範囲であれば定期機能は使えないんですよね。
※モバイルICOCAのホームページで分かりやすい表記がありましたので少し拝借します。
私の場合、この他社線だけになるので使えないんです。その内、全国に展開されて使えるようになるかと思いますが、2024年7月時点ではまだ未対応です。
実験開始!
さて、さっそく無事改札が通れるかの実験です。通勤ラッシュ時にこのテストをしたら失敗したときに大ヒンシュクを受けそうなので、人が少ない時間帯にテストしてみました。
・・・失敗。
定期機能付きクレジットカードをMOFTスマホスタンドに付けて改札機に近づけると、iPhoneに紐づけてあるクレジットカードに反応して「ピッピッピッ」とエラー。改札機も閉じてしまいます。画面にはFace IDの画面とウォレットの画面が。
iPhoneと定期機能付きクレジットカードが完全に干渉してしまっています。
電磁波干渉防止シートの登場
そんな時に役に立つのが電磁波干渉防止シート。そもそもスマホに磁気の発するものの近くにクレジットカードを付けていると「磁気不良」が起こって、クレジットカードが使えなくなることもありますので、この電磁波干渉防止シートは絶対必要です。
MOFTスマホスタンドのカード収納場所にこの電磁波干渉防止シートを一緒に入れます。
そして再チャレンジ!
・・・・・成功しました!
この方法を長期間使ってみてさらに良い方法を見つけました。それは電磁波干渉防止シートを「2枚」使うことです。実はこのシートを入れていても、たまに改札機でエラーが起きていたんです。しかし、2枚入れるとエラーは無くなりました。
まとめ
- 定期券をクレジットカードと合体して改札機を通りたい
- MOFTスマホスタンドを使いたい
- iPhoneのタッチ機能と干渉しないようにしたい
上記をすべてクリア出来て、無事財布の無い生活を送ることが出来ました。
もっと良い方法があるよ!という方は是非SNSコメントなどで教えてください。