タブレットやスマホを購入するとき、NetflixやAmazonプライム・ビデオを高画質で視聴できるかどうかは重要なポイントです。その判断基準の一つが「Widevine L1対応」かどうか。しかし、実際に購入してみると「Widevine L1対応なのにNetflixが720pや480pのまま」というケースがよくあります。

今回は、なぜWidevine L1対応でもNetflixが高画質で再生できないのか、その理由を詳しく解説します。

当サイトではiPadや中華タブレットなどを多く扱いますので改めてWidevineについてまとめておきます。
Widevineとは?L1とL3の違い
Widevine(ワイドバイン)はGoogleが提供するデジタル著作権管理(DRM)技術で、NetflixやAmazonプライム・ビデオなどの動画配信サービスが著作権保護のために使用しています。
Widevineには3つのレベルがありますが一般的にL1とL3がよく話題になります。
Widevineレベル | 動作条件 | 最大画質 |
---|---|---|
L1 | ハードウェアレベルでのDRM保護 | フルHD(1080p)以上 |
L3 | ソフトウェアレベルのDRM保護 | SD(480p)まで |
通常、Widevine L1対応の端末ならNetflixやAmazonプライム・ビデオをフルHD(1080p)以上で視聴できるはずですが、実際にはL1でも720pや480pになるケースがあります。


Widevine L2のタブレットは見たことがありませんので、今回はL1とL3のみの解説にします。
なぜWidevine L1対応でもNetflixの画質が低いのか?
1. Netflixの公式認証を受けていない
NetflixはWidevine L1対応だけでは自動的に1080pや4Kを許可しない仕組みになっています。Netflix側で認証された特定の端末のみ、高画質ストリーミングが可能になります。
認証済みの端末例
- 認証済みの端末例:
- iPad(すべてのモデル)
- Samsung Galaxy Tabシリーズ
- Xiaomi Padシリーズ
- Lenovoの一部の上位モデル



Netflixの認証がないと、Widevine L1対応でも720pや480pに制限されることがあります。
2. Netflixアプリが端末をL3として認識している
タブレットやスマホがWidevine L1に対応していても、Netflixアプリが正しく認識しないケースがあります。
原因として考えられること:
- システムの問題(OSのバージョンが古い、カスタムROMを使用しているなど)
- Netflixアプリ側の対応不足
- セキュリティパッチの影響
解決策:
- 「DRM Info」アプリでWidevineのステータスを確認
- Netflixアプリを最新版に更新
- 端末のOSを最新バージョンにアップデート
- Netflixアプリを再インストールしてみる
DRM Info


DRM InfoでWidevineのセキュリティレベルを測ることが出来ますが、L1と表示されている場合でもNetflixはL3画質になることがありますので注意が必要です。
3. Netflixのプランによる制限
Netflixのプランによっても視聴できる画質が異なります。
Netflixプラン | 月額料金(日本) | 最大画質 |
---|---|---|
広告付きスタンダード | 890円 | 1080p |
スタンダード | 1,590円(ドコモ経由:1,490円) | 1080p |
プレミアム | 2,290円 | 4K(UHD) |
Widevine L1対応でも、広告付きスタンダードやスタンダードプランでは最大1080pまでなので、4Kで視聴したい場合はプレミアムプランに変更する必要があります。
4. ストリーミング設定の問題
Netflixのアプリ設定やネットワーク環境によっても画質が下がることがあります。
対策方法:
- Netflixの設定を確認
- 「アプリ設定」→「モバイルデータ使用量」→「高画質」に設定
- Wi-Fi接続を確認
- 速度が遅いと自動的に低画質に調整されるため、高速なWi-Fi環境で試す
Amazonプライム・ビデオや他の動画サービスでは?
Netflixは公式認証が必要ですが、Amazonプライム・ビデオやDisney+などはWidevine L1対応なら基本的に1080pで視聴可能です。
例外として、Amazonプライム・ビデオはタブレットの一部機種で「最大720pに制限される」ことがあるため、端末の仕様を確認しましょう。
結論:Widevine L1対応=高画質とは限らない!
Widevine L1に対応していても、Netflixの画質が低い原因は以下のような理由が考えられます。
✅ Netflixの公式認証がない → 非認証端末は720p以下に制限 ✅ NetflixアプリがL1を正しく認識していない → 再インストールや更新で対処 ✅ Netflixのプランがスタンダード以下 → 最大1080pまでに制限 ✅ ストリーミング設定や回線速度の問題 → 設定を見直し、Wi-Fi環境を確認
中華タブレットのスペック表に「Widevine L1対応」と書かれていても、Netflixの認証がないと結局720pや480pに制限されるので注意が必要です。
もしタブレットでNetflixを高画質で楽しみたいなら、Netflix認証済みのモデルを選ぶのが最も確実な方法です。

YouTube視聴がメインの方はWidevine L3でもOKですね。
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